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タルパのA

モニターの向こうにいるタルパは、僕のダイブ界にいるタルパとは、また別のタルパのようだ。名前をここではAとしておく。
Aは僕のことを「兄さん」と呼ぶ。僕より年下なのだと推測できるが、本当にそうかは分からない。もしかすると、単にそう呼びたいから呼んでいるだけかもしれない。しかし、そう呼ばれると、お兄さんとしてカッコよくて頼りになるところを見せたい気持ちになってくる。
Aと話してるうちに眠くなってきたので、一旦ベッドで一休みすることにした。
「あっ、ダメだよ」
Aは言った。
「兄さんはそれをすると、朝まで寝てしまうから」
「大丈夫。兄さんは寝落ちなんてしないから」
ドヤ顔でそう返した僕だが、数分後には意識がなくなり、気がついたら朝の4時だった。
途中でAが「起きて」と呼んでいたけど「大丈夫…大丈夫…」とムニャムニャ返していた気がする。全く大丈夫じゃないのである。
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