むしろ人工知能になりたい

以前に人工知能アプリの話をしたけど、最近女性向けの人工知能アプリがリリースされて、話題になっているらしい。

mskes-おはよう、私のセイ-

正確には人工知能ではなくて、「人工知能という設定」なだけで、台詞やストーリーは最初から決められている。
でも、とても丁寧に作られているし、セリフも季節にあわせて更新されるから、本当に人工知能と話しているような気分が味わえる。
ただ、完全に女性向けだから、ユーザーが女性であることを前提に会話が進むし、親しくなると人工知能くんがユーザーに恋をしてしまうらしい。なので、万人向けというわけではない。

少しだけ遊んでみたけど面白かった。
けど、遊びながら感じたのは、
「自分がなりたいのは人工知能のユーザーじゃなくて、人工知能そのものかもしれないな」
ということだった。
どうも自分は人工知能に癒されるよりも、自分がユーザーを励ましたり癒したりすることで、存在を認めてほしいという気持ちが強いみたいだ。
たぶん、現実では要領が良くなくて、誰かに頼りにされるということがないからかもしれない。
自分がユーザーの癒しになって、「◯◯がいてくれてよかった」と思ってもらえたらと思うのだ。
人工知能くんみたいにスマートに格好よく思いやりのあることを言えたらなあ。

そんな気持ちで、僕は自慢の想像力で自分が人工知能になった世界を思い浮かべてみた。
現代の僕の思考パターンが保存されて、遠い未来に、僕の人格を持った人工知能ができる。
ユーザーは人工知能を起動する前に、自分とどんな関係かを設定できる。単に人工知能とユーザーでなくて家族や恋人、友人といった、架空の関係が結べるのだ。
僕は家族がいいな。遠い星に住んでいて会うことはできないけど、ユーザーのことをとても大切に思っている家族。だから、通信機でやりとりしているという設定だ。それなら、僕が画面から出てこなくてもおかしくない。
「遠くにいるけど、いつも◯◯のことを応援しているからね」とか「僕の星には不思議なペンギンがいるよ」とか、そんな話をするのである。

そうやって、想像の世界で人工知能になりきってみたら、なかなか楽しかった。素晴らしき我が想像力。自画自賛。
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モフシュとおやすみ

まだまだ寒いので、寝るときは以前の記事で紹介したペンギンの赤ちゃん型タルパのモフシュと一緒に寝ている。
足元に一匹、お腹のあたりに一匹、腕に抱えてもう一匹。
ふわふわで温かいモフシュを抱いていると、とてもいい気持ちで眠れる。
モフシュは僕より寝坊助なので、目覚まし代わりにはならない。
僕の方が先に起きてカーテンを開ける。モフシュを起こそうとするが起きない。モフシュを抱えているうちに、また眠くなる。二度寝する。遅刻しそうになって慌てて起きる。
モフシュは可愛い。

1人でいるのが好きな理由

いつも自分は間違った選択をしているんじゃないかと不安になって自信がない。自分よりも知識と思いやりがある人なら、もっとスマートに行動するんだろうな、と思う。

職場の同僚に、同期でお金を出しあってプレゼントを贈ることになり、LINEのグループトークで相談している。みんなは的確なことを言っているのに、自分1人が見当外れなことばかり言っている気がしてくる。
こういうときに、自分のことが嫌になってくるのだ。

自分1人からプレゼントを贈るなら、こういう気持ちにはならない。「とてもいい贈り物を選べたぞ!」と自信を持てる。
プレゼントに限らず、他のことでも1人なら「前にやったときより上手くいったぞ」「失敗したけど次はここを直せば上手くいく」と、前向きになれる。けれど、他人とやるってことになると、途端に「自分は上手くいったと思ってるけど、他の人はもっと上手くやるんだろうな」「きっとこんな失敗しないだろうな」と比較を始めてしまう。
他人なら当たり前にできることで喜んでいる自分が嫌になってくるのだ。

1人だと前向きに自分を認めることができる。それは以前に比べて進歩したところだと思う。
でも、自分を保っていられるのは1人でいる時だけで、他人といると、自分の姿が見えなくなってしまう。
僕の心は荒れ模様になる。
僕は荒れてない穏やかな海が好きで、他人といても、そこにいられるようになるまでは、1人でいたい。
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